ICT初心者社員、文部科学省の動画を解読
前回は、9分56秒までを視聴し、コミュニケーションを支援するためのアプリケーションを使った、相手に自分の考えを伝える活動について学びました。今回は、11分30秒までを視聴し、オンライン会議システムを活用した遠隔教育について学んでいきます。
【文部科学省動画】
https://www.youtube.com/watch?v=vbFumkoU3Jw
訪問教育の課題
今回の動画では、普段、訪問教育を受けている児童のICT活用についての紹介がありました。
訪問教育についてはなんとなくしか分からなかったのですが、文部科学省によると、通学して教育を受けることが困難な児童生徒に対し、教員が家庭、児童福祉施設、医療機関等を訪問して行う教育とされています。*¹
今回紹介があった児童は、その訪問教育を受けています。訪問に来た先生とのおしゃべりなど、限られた中での活動しかしたことがないとのことで、見る・聞く・話す、全ての経験が少ないと先生が話していました。
これは私の考えになってしまうのですが、自宅に先生が訪問に来てくれて、教育を受けられることはとてもいいことだと思います。一方で、学校は学習することに加え、先生や他の生徒とのコミュニケーションが多く取れる環境なので、自然と色んな経験ができていると思います。だからこそ、訪問学習をしている児童生徒でも、環境を選ばず色んな人と関わることができたらよりよい学びに繋がるのかなと思いました。
ICTを活用してコミュニケーションを増やす
今回の訪問学習では、アバターロボットを活用し、図書室を利用している様子が紹介されていて、映像を児童と繋げているアバターロボットが図書館を回り、自宅にいる児童と図書室にいる先生方が会話をしながら本を選んでいました。コミュニケーションアプリを使用することで、よりスムーズに、そして今まで行ったことのないようなコミュニケーションができるのではないかと思い、活用しているそうです。
インタビューを受けていた先生は、生徒たちの変化について、「今まで受け身の学習や指示されたことに対して回答する学習でしたが、ICT活用によって、学んでいこう、知りたい、問いかけてみようという姿が見られるようになった」と話していました。
ICT活用によって主体性が上がったことはとてもいいことだし、なによりも訪問教育も学校と同じようにコミュニケーションを取りやすくなったことがすごいなと思いました。児童の嬉しそうな笑顔も印象的で、今回のように環境に関わらず、色んな形でコミュニケーションを取れるようになってほしいと思いました。
|参考・引用|
*¹特別支援教育を推進するための制度の在り方について(答申)1.現状と課題
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/attach/1396562.htm
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株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
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