私の会社とSDGs

今回は日本の首都、東京都です。東京は、ビルも人も多く、常に最新をいくイメージがあります。
そんな東京の企業のSDGsについて考えていきましょう。

東京スカイツリーのSDGs

多機能トイレのイラスト

今回は、東京といえば「東京スカイツリー」ということで、スカイツリーを運営する東武タワースカイツリー株式会社の取り組みについて紹介していきます。
東武タワースカイツリーさんでは、13項目のSDGsに貢献しています。その中の特に気になったものを紹介していきます。 

まず1つ目にSDGs10番(人や国の不平等をなくそう)の目標に向けた取り組みとして「国内および国家間の不平等を是正する」とされていて、礼拝スペースの配置とユニバーサルデザインがあります。

礼拝スペースの配置では、ムスリム(イスラム教信者)向けの礼拝スペースを新たに設置し、ユニバーサルデザインでは車いすの方でも利用しやすいトイレ(みんなのトイレ)やローカウンターなどを設置しています。また、一部の「みんなのトイレ」では、高齢者や成人の方も使用できる介護ベッドを設置しています。

礼拝スペースは、どの施設でもあまり見かけたことがありません。世界中の様々な場所から観光客が訪れる場所だからこその取り組みだと思いました。また、みんなのトイレは、私の経験上とても大切でありがたいものだと思います。私自身、車いすで移動が必要な時期があり、意外にも誰もが利用しやすいトイレは当たり前ではなく、トイレをするのに一苦労だったり、場所を変えたりすることもありました。だから、ユニバーサルデザインはとても大切で、大きな施設に限らず、当たり前になっていけばいいなと思います。

水も蓄えている? 

東京スカイツリーのイラスト

東武タワースカイツリーさんは本当に沢山のSDGsに取り組んでいてSDGs6番(安全な水とトイレを世界中に)の取り組みも行っています。6番に貢献している企業は今まで調べてきた中であまりなかったので、本当に多くの活動を行っているんだなと思いました。

6番の目標に向けた取り組みとして「すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する」があり、スタッフの制服のプリントに無水化染色技術加工を採用することや雨水利用を行っています。

リニューアルしたスタッフの制服の柄に無水化染色技術加工のプリントを採用し、無駄な染料、薬品の使用を抑え、従来の洗浄にかかる水・薬品・資源・エネルギーを削減しているそうです。また、 東京スカイツリータウン®*¹の地下には、2,635tにもおよぶ雨水貯水槽が設置してあり、屋上緑化散水に使用したり、雨水抑制槽として集中豪雨等での周辺への流出調整の役割を果たしたりしているそうです。

雨水まで管理してしまう企業なんて正直聞いたことが無かったので、本当にすごいなと思いました。東京スカイツリーは、東京のシンボルであり、有名な観光地というだけでなく、役割があったり、人や環境に配慮していたりしてとても魅力がいっぱいだなと思います。
東武タワースカイツリーさんが運営するスカイツリーは1つの目標に対していくつもの取り組みを行っていて、真似することは簡単ではありませんが、こんな大きな企業でもSDGsについて考え、できることを最大限行っているので、自社でできることを頑張っていけたらいいなと思いました。

実は一度も言ったことが無い東京スカイツリー、一度は行ってみたいです!

*¹ 東京スカイツリータウン
電波塔「東京スカイツリー®」、商業施設「東京ソラマチ®」、オフィス施設「東京スカイツリーイーストタワー®」の3つの施設を中心に、水族館やドームシアターなども併設した広さ約3.69haの新しい街

|参考・引用|

東京スカイツリー
https://www.tokyo-skytree.jp/about/sdgs

TOKYO SKYTREE TOWN®
https://www.tokyo-solamachi.jp/skytreetown

投稿者プロフィール

屋田 菜美
屋田 菜美
株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!