アドベントカレンダーを作ろう
【基本情報】
■ 教科:総合的な学習の時間
■ 内容:アドベントカレンダーを作ろう
■ 教材名 :マイクロソフトパワーポイント
【授業計画】
本授業では、担任の先生より「コンピュータを使って12月の季節のイベントに合わせた活動をしたい」とのご依頼があり、「アドベントカレンダー作り」をご提案しました。アドベントカレンダーとは、クリスマスまでの日数を数えるカレンダーで12月2日から24日の期間に窓を毎日ひとつずつ開けていきます。この窓の中にはスイーツが入っていたり、メッセージが書かれていたりします。日本では馴染みがありませんが、欧米では一般的に使われています。今回はT小学校6年生の総合的な学習の時間年間計画にある「自立に向けて」を意識して、窓を開けると自分から自分への素敵なメッセージが毎日あらわれるアドベントカレンダーを作ることにしました。
【授業内容】
始めに「日本ではもういくつ寝るとお正月だけれども、欧米ではクリスマスです」とアドベントや欧米の文化について簡単に説明した後、事前に用意しておいたアドベントカレンダーのお手本を見せながら、制作方法の説明を行いました。その後、各自のペースでマイクロソフトパワーポイントのテンプレートを使いアドベントカレンダーを制作しました。
T小学校では、4年生の「音楽大会のまとめ作り」からスタートして、5年生では「お米作りの発表」、6年生では「修学旅行のしおり作り」など、それぞれの学年のスキルに応じてマイクロソフトオフィスを使い、発表や作品作りを行ってきました。この中学校入学前の6年生後期の時期には、タイピングやソフトウエアの操作など十分なコンピュータの活用スキルを持ち、自分の作りたいものをイメージ通りに作品に反映することができる様になっています。本授業でも、45分間でクラス全員が心のこもった素敵な作品に仕上げていました。
【授業を終えて】
今回、日本では手に入りづらいアドベントカレンダーをコンピュータで作ったことで、将来自分が何かを必要とした時に、コンピュータや3Dプリンタを活用して自分で作ったり、工夫したりする能力を身に着けてもらい、未来への「生きる力」につなげていけたらと考えています。
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