がんばった自分に賞状を送ろう
【基本情報】
■ 教科:生活科
■ 内容:自分の成長の記録を残そう
■ 教材名 :お絵描きソフト、授業支援ソフト
【授業計画】
P小学校の2年生さんは、生活や成長を支えてくれた人々に感謝の気持ちを持つとともに、自分自身の成長を振り返りこれからの成長への願いを持って生活できることを目的として、1年間の成長の記録を記した10ページ程度のアルバムを毎年制作しています。そのアルバムの1ページにコンピュータで作った作品を掲載したいとのご依頼がありました。
そこで、自分が1年間でがんばったことをたたえる賞状(fig1)作りのご提案しました。また今回の賞状作りにあたり、以下の機能がついているお絵描きソフトを採用しました。
(1)ソフトウエアキーボードが付いているので文字入力が容易である
(2)スタンプ機能が付いているので賞状へ飾り付けが行える
(3)印刷等の操作が容易であり、賞状の制作に十分な時間を取ることができる
【授業内容】
はじめに先生から子ども達に、今回制作する賞状の目的についての説明が行われた後、賞状に記入する内容の考察を行いました。次にICT支援員が、事前に用意した賞状のお手本を見せながら制作する賞状についての大まかな手順の説明を行いました。打ち合わせ時に担任の先生より「子ども達はコンピュータ室での経験が少なく操作に不安のある子が多い」とのお話があったことから、はじめは1回の操作につき1ステップ、操作に慣れたところで1回の操作で2ステップ進むといった形で制作を行いました。また、操作の説明は『授業支援ソフト』を活用して先生の操作画面を児童用コンピュータのディスプレイへ転送しながら行いました。
子ども達は慣れないコンピュータの操作に苦戦しながらも、
「なわとび大会をがんばりました」
「かん字テストのれんしゅうをたくさんしました」
など、1年間で頑張ったことをうれしそうに入力していました。また、操作に困っている子がいた時には、同じグループの子同士が助け合い、クラス全員が素敵な賞状を完成することができました。最後に特別に用意したケント紙に印刷しことで、完成した賞状は本格的な体裁になりました。賞状を受け取った子ども達も、
「本物の賞状ができた!」
と大喜びしていました。
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教育の情報化に貢献し,豊かな会社と社会を作ります。
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