ICT支援員と共に小2国語の「お手紙」をPC室で
【基本情報】
■ 学年:2年
■ 教科:国語科「お手紙」アーノルド=ローベル
■ 内容:コンピュータでお手紙の紙芝居を作ろう
■ 教材名:情報モラル教材
■ 教科:国語科「お手紙」アーノルド=ローベル
■ 内容:コンピュータでお手紙の紙芝居を作ろう
■ 教材名:情報モラル教材
【授業計画】
今回の教材である「お手紙」は、「かえるくん」と「がまくん」の2人の登場人物の会話を中心に進む物語に、作者であるアーノルド=ローベルの素朴で温かい挿絵が付けられた作品です。担任の先生から、この教材の学習のまとめとして、コンピュータで紙芝居を作ることで子どもたちが物語を理解し、さらにこれを相手に分かりやすく伝えられるようにしてほしいとの支援のご依頼がありました。
紙芝居を制作するにあたり、以下の理由から使用するお絵かきソフトウエアを選びました。
- 子ども達が1年生の頃から慣れ親しんだソフトウエアを利用することで、操作に気を取られることなく自分の伝えたいことを考察する作業に集中できる。
- ソフトウエアキーボードが付いているので文字入力が容易である。
- お絵描きソフトの色鮮やかな文字を使うことで子ども達が気持ちを表現しやすい。
【授業内容】
はじめに、事前に用意した紙芝居のお手本を見せて、紙芝居の作り方の説明を行いました。次に、簡単にマウス操作のおさらいをした後、さっそく制作に入りました。子ども達は、それぞれの場面を思い出してセリフを口ずさんだり、隣の友達と相談したりしながら真剣な面持ちで紙芝居を制作していました。完成した作品はA3ケント紙に印刷を行いました。最後にこれらの紙芝居を使いクラス内で発表・意見の交換を行いました。
子ども達は、
「がまくんとかえるくんのあたたかい気もちがつたわってきたよ」
「このお話のわすれていたところを思い出せた」
などお互いに積極的に意見を伝え合っていました。
【授業を終えて】
先生からは、コンピュータを使って作品を制作することで、こども達の「文字を書く能力」に左右されることなく自分の気持ちを表現することができた。また子ども達の物語の理解が紙芝居という形となったことで、とても良い復習になったとの感想をいただきました。
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