応援合戦の練習の時間が取れない―そんな時こそICT機器の活用を
【基本情報】
■教科:総合的な学習の時間
■教材:デジタルカメラ、大型モニタ、HDMIケーブル、動画編集ソフト
■内容:運動会の応援パフォーマンスのレッスンビデオを作ろう
【授業計画】
Z小学校は、全校児童約40名の小規模の学校です。
この学校では、5月頃に地域の方々を招いて運動会が実施されます。
その中で、6年生が中心となり全校を赤組・白組に分けた応援パフォーマンス対決が行われます。
チームが一丸となり応援パフォーマンスを行い「チームワーク・声の大きさ・アイデア」などで勝敗が決定されるのです。
本年度はカレンダーの関係で、全校で練習を行う時間を十分に取ることができないため、
6年生が「パフォーマンスのレッスン動画」を作成し、他の学年は教室の大型TVで動画を見ながら練習を行うことになりました。
本授業では、
- レッスン動画の撮影
- データのサーバへの保存の支援依頼がありました。
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株式会社ハイパーブレインです。
教育の情報化に貢献し,豊かな会社と社会を作ります。 - HBI通信2022年2月21日令和の日本型教育とは38
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【授業内容】
はじめに、先生から子ども達へ作成する動画の目的についてお話しがあった後、さっそく1回目の撮影に入りました。
撮影後はすぐにカメラを大型TVに接続して、動画のチェックを全員で行いました。
動画を見た子ども達は2回目の撮影までの短い間に、失敗しそうなセリフのフリップを作ったり、ダンスのコツをお互いに教え合ったりしていました。
また、子ども達が緊張しないように、ICT支援員から「失敗しても安心して続けていいよ。編集でチョキチョキ修正できるからね!」と声掛けを行いました。
その後、各グループで練習と動画チェックを繰り返しながら撮影を行い、
各チーム45分間の撮影で息の合った応援パフォーマンスレッスン動画を完成させることができました。
【授業を終えて】
担任の先生から「十分にパフォーマンスの練習をしていない状況で、45分間という限られた時間の撮影はとても心配でした。
しかし、大型TVを使い全員で動画を見ながら協力したことで期待以上に完成度の高いレッスン動画に仕上がりました。
成功した動画も素敵だけれど、1回目の緊張しながらの失敗動画もとってもかわいらしかったですね。
これは私とICT支援員さん2人だけのお楽しみになりましたね☆」とうれしそうにお話しがありました。