取り上げているのは暑中見舞いですが、お手紙全般何でもご支援いたします
【基本情報】
■ 教科:国語科
■ 単元:「お手紙」アーノルド=ローベル
■ 内容:心のこもった暑中お見舞いのお手紙を書こう
■ 教材名:お絵かきソフト
【授業計画】
V小学校の2年生は、国語科の「お手紙」の学習を終えたところです。
この教材は「かえるくん」が「がまくん」へ出した心のこもったお手紙が「かたつむりくん」によりゆっくりと届けられるお話です。
子ども達はこの学習の中で、「かえるくん」「がまくん」の2人の気持ちについて考えを深めました。
担任の先生から、この教材の学習のまとめとして実際に子ども達に心のこもったお手紙を書かせたいとのご依頼がありました。
そこで授業内容について打ち合わせを行い以下の様な授業内容とすることになりました。
- 1 お絵かきソフトを使用して大切な人へ暑中お見舞いのお手紙を作成する
- 2 実際に投函できる様にハガキサイズの紙に印刷する
- 3 子ども達ができる限り長い時間をお手紙の作成に使えるように、印刷はICT支援員が授業後に行う
【授業内容】
はじめに、担任の先生から子ども達に「お手紙」の振り返りが行われ、その後、暑中お見舞いのお手紙についての説明が行われました。
そしてICT支援員が、お絵かきソフトのソフトキーボードを使った文字の入力方法や絵の描き方のついて説明を行い、お手紙の作成に入りました。
子ども達は、おじいちゃんやおばあちゃんなどの家族や、病気でお休みしているお友達などそれぞれ大切な人へ、一生懸命にお手紙を書いていました((fig1))。
お手紙の作成中はICT支援員は先生の指示に従い、操作に困った子の補助を行いました。
授業の終了時に「印刷したはがきは、かたつむり君が後でお届けします。すぐいくぜ。」と子ども達には伝えました。
【授業を終えて】
後ほど、ICT支援員が印刷した手紙を教室へお届けしました。
手紙を受け取った子ども達の笑顔は「かえるくん」の手紙を待つ「がまくん」の様にとても幸せそうに見えました。
また後日、先生から声をかけられ「子ども達は、授業で学んだことを生かして相手の気持ちを考えたとても素晴らしいお手紙を書くことができました。次回の訪問時も教科に関連した形での支援をお願します」とのお話がありました。
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