Scratchの魅力2 プログラミングといっても…簡単!簡単!

そろそろ自分でも作りたくなってきたのではないでしょうか。
アカウント登録してログインしたらLet’s try! 
オブジェクト指向といわれる子供向けのScratchは、とにかく操作が簡単です。

とはいえ、我々大人は正しいのが何かを教えてもらわないと怖くて触れませんね。簡単といわれてもしり込みをしてしまいます。
ところが子供たちは最小限のことを教えてもらえば、怖がることなく、あっという間にドラッグ操作を始め、それだけでプロジェクト(プログラミングした結果をまとめたもの)を作りあげます。

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Scratchにはたくさんの可愛いキャラクター(スプライト)がすでに用意されていて、命令が書かれたブロックを上から下につなぎ合わせることで、動きを付けることができます。
公開する時は、「共有」というボタンをクリックするだけです。

Scratchの画面構成

Scratchの画面キャプチャ

  • ① 「ステージ」・・ここで動きを確認します。
  • ② 各ブロックはここからドラッグして③へ。(上部のボタンでブロックの種類を切り替えられます)
  • ③ ブロックを組み立てる場所
  • ④ スプライトを選択してから③でブロックを組み立てます。スプライトの新規作成もここから。

まずは自分のプロフィール画面上部の青い帯にある「作る」のボタンをクリックして新しいステージを作り、画面右半分のエリアでブロックを組み立てます。

scratchツールバー

ブロックには上下に凹凸がついています。
それに合わせて、命令順に上から下へと組み合わせていきます。
丸型や6角形に開いている穴には、同じ形のブロックが入ります。
穴にブロックを近づけると、穴の縁が白くなり、そのタイミングで手を離すと中に入っていきます。

scratch画面キャプチャ

《ずっと~》という「繰り返し」や、《もし~なら》といった「条件」に使うブロックは「コ」や「ヨ」の反対向きの形をしています。
繰り返したい内容のブロックをこれに近づければ、勝手にブロックの中に収まります。

出来上がった命令の先頭に「緑の旗がクリックされたとき」というブロックを付けて完成です。
あとは緑の旗をクリックするだけです。スプライトが動き出します。感動の一瞬です!
思っていた通りに動きましたか?
動かなければ、怖がらずに試行錯誤をしてみてください。子供たちは勝手に試行錯誤を始めていますよ!

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時々私はScratchのワークショップに出かけ、こっそり見学をすることがあり、また直接お手伝いをすることもあります。
初めてScratchを扱う子供たちがワークショップでまず行うのは、ごく基本的でシンプルなプログラムのサンプルを見、自分も同じように組み立てることです。
Scratchのブロックは分類毎に色分けがしてあるので、小さい子供でも簡単に見つけることができます。
一通り出来上がると、子供たちは自然とその一部を変更したくなります。
「ここをこうしたいのだけど…」と質問されると、その変更に近い、他に用意されたパターンを見せ、真似をして付け足すようアドバイスをします。
パターンを見ながら、同じブロックを探してプログラムにくっつけていく。
この繰り返しをすることでだんだんと大きなプロジェクトになっていきます。
皆さんが初めてプログラムを作る場合も同様に、基本パターンを真似し、それを少しずつ手直ししていくと作りやすいです。
次々と欲望が出てきます。気づいたらきっとプログラミングにハマっています!

まずは先月ご紹介したScratch入門の本や、NHK for School 『Why!?プログラミング』の教材を真似してみてはいかがでしょうか?

操作が簡単→気づいたらScratchを楽しんでいる!!という点が、Scratchの魅力の2つ目です。


アカウント登録

●Scratchで作品を作るには、まずアカウント登録が必要です。
Scratchのトップページ上部の青い帯にある「Scratchに参加しよう」のボタンをクリックすると登録画面にジャンプします。
アカウント、パスワード、メールアドレスを画面通りに入力します。
子供の場合、メールアドレスは親のものを入力してもらいます。親は確認メールを受け取ることになっています。

●学校で登録する場合は、Scratch教師用アカウントをとります。
教師用メールアドレス1つで、生徒用アカウントを作成したり、生徒のプロジェクトを管理したりできるようになります。
Scratchチームが申請者について、教育関連の方かどうかを確認するため、アカウントを使えるまでに24時間ほどかかるそうです。
https://scratch.mit.edu/educators/faq参照)

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