第8回 ICTサポート支援ツール「d+tas」のご紹介

月一回、ハイパーブレインの魅力的な仕事をみなさんにご紹介する「HBIのお仕事紹介」。毎月ハイパーブレインの各業務の担当者にインタビューを行い、業務内容や魅力を記事にしてまいります。

今月のテーマは、当社が開発したICTサポート支援ツール「d+tas」です。

  • ヘルプデスクやICT支援員事業の導入を検討中である
  • 支援業務において、チーム内の情報共有やデータ活用に課題を感じている

そんな方々のお困りごとを解決するのに役立つシステムがd+tasです。今回は本システムの開発に携わる担当者から話を聞きました。

目指すのは、教育を豊かにできるシステム

d+tasは、「ICTサポート業務をもっとスマートに」と銘打ち、学校教育に対するさまざまなICT支援業務をスマートに管理するためのソリューションです。
ヘルプデスクやオンラインサポートの作業効率向上に役立つシステムです。

「全国津々浦々でICTサポート業務が行われていると思います。ハイパーブレインのノウハウを詰め込んだ本製品をご利用いただくことで、ICT支援業務のベストプラクティスとなり、直接支援していない自治体でも業務の品質が上がり、教育を豊かにできるようなシステムを目指しています。」(担当者)

d+tasの機能詳細に関しては専用サイトにてご紹介しておりますので、そちらもご覧ください。

活用事例

では、d+tasはどういった現場で活用されているのでしょうか。担当者によると、機能が多いためさまざまな現場で活用いただけるとのことです。

例えばヘルプデスク業務では、先生方からのお問い合わせや対応内容を登録します。カテゴリ分けや検索も簡単な操作で行えます。そのため、類似の事例を参考にしたり、特定の時期に多くいただくお問い合わせへ事前準備をしたりと、業務の効率アップのために活用できます。

ヘルプデスク画面です。シンプルなボタン表示で簡単に新規登録ができます。また、過去の問い合わせが一覧表示されています。


また、各校でのICT支援員業務でも、現場で対応した問題を即座に登録し、同自治体のICT支援員同士で共有することが可能です。一つの事業で大勢のICT支援員が学校に派遣される中、リーダーが各ICT支援員の業務内容や情報を共有したり、現地での問題をタイムリーに対応・集計したりと、業務負担軽減に役立ちます。

主に活用される機能は「インシデントの管理」「サポート対応の管理」ですが、その他「修理対応の管理」「資産の管理」や、支援員同士の情報共有を支援する「情報の管理」などの機能も備わっています。

"本当に使いやすいシステム"の実現のために

前述によるとd+tasは「ヘルプデスクやオンラインサポートの作業効率向上に役立つシステム」とのことですが、ユーザーにとって本当に便利なシステムを実現するために、開発において特に重視したことは何だったのでしょうか。

これは、「シンプルで親しみやすいデザインやUX(ユーザー体験)」だと言います。
また、教育ICT支援に長年携わっているハイパーブレインが開発を行っているからこそ、実業務に寄り添った機能を取り入れることが可能となります。
例えば、ホーム画面を開くとその日の状況を一目で把握できるウィジェット画面などがこれに当てはまります。グラフで表示されるため、視覚的に把握しやすいデザインとなっています。

d+tasのホーム画面です。過去1週間の受付件数が棒グラフで、問い合わせ内容の内訳が円グラフで表示されています。

より使いやすいシステムを実現するため、d+tasはチームで開発に取り組んでまいりました。要件を検討するメンバー、アプリケーションを開発するエンジニア、インフラを構築するエンジニア、QA(品質管理)を行うメンバー、その他、営業やサポートなど多岐にわたるメンバーが総力を挙げて本サービスをご提供しています。
もちろん、お客様や社内利用者からの要望を伺い、改善サイクルを回すことで更に使いやすいシステムになっていくと考えています。利用者の声を大切にしたサービスを心掛けております。

最後に

利用者目線、管理者目線で使いやすく、業務の効率化に貢献できることを目指したシステムd+tasについてご紹介いたしました。

お客様からは「シンプルなので、実際に活用する支援員の学習コストが少なく、すぐに導入できる」とご好評をいただいております。

d+tas導入に関するご相談・お問い合わせはお電話、もしくはメールにてお受けしております。
専用サイトもご覧いただき、どうぞお気軽にご連絡ください。

d+tas専用サイトの紹介画像
d+tas専用サイト

投稿者プロフィール

深井明理
深井明理
株式会社ハイパーブレイン 教育DX推進部所属
元中学校教員
正社員として入社後、パートへの勤務変更、海外からのテレワーク、産休・育休取得を経てフルタイム正社員として復帰しました