私の会社とSDGS

SDGSブログ第2弾。
今回は、まずSDGSとは何かを私なりに詳しく説明していきます!

持続可能な社会

今では誰もが聞いたことや、目にしたことのあるSDGS。
CMから聞こえてきたり、スーツに虹色の丸いバッチをつけている人が多くいたり、今までに比べるとかなり身近なものだと思います。ちなみに、ハイパーブレインでも虹色バッチを付けています!

簡単に説明すると、
SDGSとは、Sustainable Development Goals持続可能な開発の目標)の略。
「持続性」を重要視されています。

2015年9月に国連サミットで決められ、国連に加盟している193カ国が
「2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標」 になります。

AIやIT技術が進化・発展していき、情報社会が進む中、環境問題や差別問題、貧困問題などこれから生きていく中でたくさんの課題や不安な問題があります。今でも、実際に進化・発展してきたからこその問題もたくさん生まれています。戦争、差別問題、環境汚染、食品ロス…
そんな問題を解決していきながら持続可能な社会を作っていくことが大切になると思います。

SDGSが生まれる前

2000年には、2015年までに達成という目標を掲げられた8つの目標、「MDGS(ミレニアム開発目標)」という開発目標がありました。正直これは全く知らなかったし、聞いたこともありませんでした。

目標が8つ。なので、MDGSのほうが達成しやすそうだと私は思いました。

路上でお皿洗いをする少女

確かに、1つ目の目標であった極度の貧困と飢餓の撲滅では、極度の貧困に苦しむ人々の割合を1990年は(世界人口)
約36%から2015年には12%にまで減少。
数で言うと、約19億人から8.4億人まで減少。という大きな成果をあげています。このようにMDGSでもいくつかの成果を上げていました。

失敗といわれた理由

でも、MDGSは多くの課題が残り、失敗とみなされたそうです。      
その大きな理由として、全ての国に同じ達成レベルを設定しているため、初めの条件の低い国が何か成果や進展があっても、レベルに達していないと失敗とみなされてしまうということ。
また、発展途上国が中心で、貧困や教育など「発展途上国の課題の解決」を重視していました。

そのため先進国は、どちらかといえば支援側。
ですが、貧困の問題や差別問題、自然災害や環境問題などの様々な問題があるのは先進国も同じです。

きれいな海岸に大量のごみが落ちているそれを拾う2人

全世界が対象

そこで、生まれたのがSDGS! キーワードは誰一人取り残さない。

全世界の国・地域が一丸となって取り組む課題なので、もちろん先進国も対象です。

SDGSがMDGSと大きく違うと思ったところは、目標値設定を国や地域レベルにしていることです。また、一つの目標でもいくつもの具体化された項目があります。

例えば、4つ目の目標である「質の高い教育をみんなに」
ターゲットの一つとして、
「2030年までに、すべての若者および成人の大多数(男女ともに)が、読み書き能力および基本的計算能力を身に付けられるようにする。」があります。
このように、目標に対しての細かなターゲットがいくつも掲げてあります。

戦争や紛争、貧富の差やジェンダー問題の影響で学校に通うことができない、教育を受けられない子どもたちが世界中にはたくさんいます。(現状としては初等教育がうけれていない子ども世界に約6000万人・6人に1人の割合と言われています)そんな子どもたちが1人でも減るように、このような具体的で明確なターゲットがあげられているのではないかと思いました。



項目の幅が広く、内容も細かいので、ゴールまでの道筋も見えるし段階が踏みやすい。
そのほうが達成しやすいし、達成のしやすさが取り組みを行うきっかけをつくると私は思います。

このように、SDGSはより細かく、明確に、地球上の問題を全世界で解決していこうとしています。

このSDGSのゴールを達成するには何をすればいいのか、日本はどのくらい貢献していて、1番貢献している国はどこなのか? また、その国はどんなことをしているのか、などたくさんの疑問が生まれました。
次回は、この疑問を解決してさらに深く学んでいきたいと思います。

投稿者プロフィール

屋田 菜美
屋田 菜美
株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!