私の会社とSDGs

前回は秋田県の企業SDGsについて学んでいきました。今回は、山形県。
山形県は、私の勉強不足でこれといったものが思いつかなかったので、どんな企業があり、どんな取り組みをしているかを学ぶのが楽しみです。

スーパーマーケットのSDGs

1つ目は、「とくし丸」という移動スーパーの事業の拡大です。日常の買い物が不便・不自由なお客様の玄関先へ軽トラックで移動し、会話をしながら商品を選んで買い物していただくサービスです。自分のもとへ来てくれることもありがたいことですが、販売者とお客様が会話をしながら買い物ができるというところが地域の繋がりを大切にしていてとてもいいなと感じました。これは、SDGs目標の11番（住み続けられる町づくりを）に貢献します。

2つ目は、小量目商品・野菜のカット商品・簡便商品・ミールキットの取り扱いを拡充し、食品ロスの削減に取り組んでいることです。これはとてもいいなと思いました。実際に一人暮らしをしていると、こんなに大きくなくてもいいんだよなと思いつつ買うと、やっぱり食べきれないということがあります。その時に少量のものや、カットされているものがあると本当に助かります。スーパー側の食品ロス削減だけでなく、消費者側の食品ロス削減にも繋がると思います！　これは12番（つくる責任つかう責任）に貢献します。

100人でオンライン女子会？

続いてはテレビ局のSDGsについてです。今回ご紹介するのは、株式会社山形テレビです。

高校生を含む学生から県内外の若年女性（40歳くらいまで）約100人が参加し、若年女性の県内定着・回復に向けて取り組みを実施しています。「若年女性の声」から女性をとりまく現状・ニーズを把握し、女性も男性も生き生きと暮らし、働ける環境づくりに生かしていくことを目的に取り組みを行っているそうです。

内容としてはアイスブレイク・ミニセミナー、グループトークセッション、グループトークの振り返りと全体共有となっています。グループトークでは、仕事や働き方、暮らし・家庭について、地域についてなどの意見を出し合うそうです。悩みを共有することで発散になったり、他の人の意見を聞くことで解決策が生まれたりするのでとてもいい取り組みだなと思いました。

オンライン100人女子会の他にも、山形県女性の暮らし方・働き方に関するアンケート調査、オンライン100人女子会プロジェクトリポートなどのプロジェクトも行っているそうです。これらの取り組みは、SDGs目標5番（ジェンダー平等を実現しよう）、8番（働きがいも経済成長も）、10番（人や国の不平等をなくそう）、11番（住み続けられるまちづくりを）、17番（パートナーシップで目標を達成しよう）の5項目に貢献しています。

1つの取り組みでこんなに沢山の目標に貢献できることにびっくりしました。女性ならではの悩みや問題は沢山あると思います。それを共有、解決することで、暮らしやすい、働きやすい環境づくりをしていこうという取り組みが本当に素敵だと思うし、それがSDGsにも繋がっていることがすごいなと思いました。

｜引用・参考｜

株式会社ヤマザワ
https://yamazawa.co.jp/annai/31

株式会社ヤマザワSDGs取り組み
https://yamazawa.co.jp/wordpress/wpcontent/uploads/2021/03/20210327%E3%80%8CSDGs%E5%8F%96%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%80%8D.pdf

株式会社ヤマザワSDGs宣言
https://yamazawa.co.jp/annai/19292

YTS山形テレビ
https://www.yts.co.jp/sdgs/

山形県Webページ（オンライン100人女子会プロジェクト）
https://www.pref.yamagata.jp/010003/kurashi/jinken/sankaku/100ninjosikai.html