ICT初心者社員、文部科学省の動画を解読
今回から、見る動画が変わり、「【特別支援教育編】1人1台端末の効果的な活用~個別最適な学びを支える~」という動画を視聴しながら書いていきます。最近、特別な支援が必要な児童生徒の本を読んだので、この内容はとても興味深いです。特別支援教育では、どのようにICT端末を活用しているのかご一緒に学んでいきましょう!
【文部科学省動画】
https://www.youtube.com/watch?v=vbFumkoU3Jw
学びにくさ軽減のためにICTを活用
生活上、学習上の困難さを改善するための個別最適な学びを支える、1人1台端末を活用した実践例として、今回紹介されていたのは、特別支援教育です。
紹介されていた学校では、今までは書くことがメインの学習で、ただ視写したり、文字をなぞるだけになってしまったりして、児童生徒たちにとって学習は、書くことの困難への克服支援にはなっていなかったそうです。
これと似たことはよくあると思っていて、私も学生時代、黒板に書かれた文字を写すことに一生懸命になり、実際に先生が伝えている大切なポイントを聞けていないということがよくありました。
これが、1人1台端末が活用されるようになり、書いて終わりだったものをアプリを使うことで、文字は自分で書くのではなく、画面上から選択し、読み上げ機能などを使ってフィードバックができるようになったそうです。これは、豊かな学びに直接繋がっていることで、メインは学びという目的を果たせている気がします。
先生たちにとってもプラスに
端末を活用するようになってプラスになっているのは児童生徒だけではありません。
先生方は今まで、切ったり、貼ったり、ラミネートしたりと教材を作るのに手間と時間をかけていました。それがアプリが使えるようになったことで、一瞬で作れるようになっただけでなく、その子に合わせた教材を作れるようになったと述べていました。
これは、作ることへ力を入れるよりも、一人ひとりに合った教材にすることに力を入れられるのでとてもいいなと思いました。
勉強が「楽しい」という児童生徒たち
また、自分の考えをまとめるための方法として、児童生徒自身がスライドを作成して、文字だけでなく、写真やイラストを使ってまとめていくことがあげられていました。そうすることで、自分の考えを整理できるようになってきたとのことです。
一番印象的だったのが、インタビュー内で、児童生徒が勉強を「楽しい」と言っていたことです。
楽しいのは、できる、分かるという気持ちから生まれるものだと思います。学習の支援を超えて、学習を楽しい、分かるようになったと思ってもらえるのは本当にすごいことだなと思いました。
だからこそ、ICTの活用やこの活用方法は特別支援に限らず、どの学校でも当たり前になればもっと多くの児童生徒の学びに繋がるし、笑顔の多い授業が増えるのではないかなと思いました。まぁ、私も教育実習で笑いいっぱいの授業をしたんですけどね!
投稿者プロフィール
-
株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!
最新の投稿
- ハンドボール選手が文部科学省の政策を読んでみた2024年10月17日ICT初心者社員、文部科学省の動画を解読
- ハンドボール選手のICTトレンド探し2024年10月10日ハンドボール選手が調べるGIGAスクールの今
- 初心者のSDGs紹介2024年10月3日私の会社とSDGs
- ハンドボール選手のICTトレンド探し2024年9月12日ハンドボール選手が調べるAIの今