私の会社とSDGs

2024年8月1日 2024年8月1日屋田菜美

屋田菜美

今回は福島県。私の先輩に福島の方がいますが、温厚で訛りがすごいイメージがあります。
そんな福島県の企業ではどんな取り組みを行っているのかご一緒に学んでいきましょう！

18番目の目標

企業の取り組みとは異なりますが、本物のSDGs目標17項目にプラスして、福島県では18番目の目標があります。その目標は「複合災害から福島を復興させよう」です。2022年に実施された福島県SDGs推進プラットフォームのキックオフイベントにて知事が発表したそうです。

「本県では、震災・原発事故からの復興、急激な人口減少や自然災害、新型コロナウイルス感染症への対応など、多くの困難と課題を抱えています。県民の皆様や福島県に思いを寄せてくださる多くの皆様と連携し、複合災害からの復興を成し遂げたいという思いを込めて、18番目の福島県オリジナル目標を掲げています。」と述べています。

県によって課題は違いますが、オリジナルの目標を掲げ、課題解決に取り組もうとするのはすごくいいことだと思うし、明確な目標や課題があることで、より解決しやすくなると思います。

ジムスペースがある企業

今回紹介する会社、大和電設工業株式会社は、ジムがあるそうです。それが羨ましくて、この会社について調べようと決めました。完全に自分の興味ですみません！
大和電設工業は、SDGsの11番（住み続けられるまちづくりを）に貢献しています。主な取り組みとして、下記の2つがあげられています。

誰もがスキルアップでき、活躍できる働きやすい職場環境づくり
一人一人が健康で幸せを感じられるワークライフバランスのとれた職場環境づくり

1つ目の取り組みとして、社員教育・地域貢献があります。資格取得に向けたサポートがあり、資格取得のための就業時間内学習制度(平日)を設け、誰でもスキルアップできるような職場環境づくりを行っているそうです。私も現在苦戦中なので、気持ちが分かりますが、資格取得は簡単なものではありません。そのため、会社がサポートをしてくれるのはとても力になると思います。
地域貢献としては、市内高校生を対象としたインターンシップも行っているそうです。

2つ目の取り組みとして、べジファーストや健康機器の社内設置と利用推進があります。べジファーストというのは、毎年健康診断後に社員へサラダを提供し、野菜を最初に食べる意識付けをするというものです。単純なことだとも思いますが、健康診断後というのがとても効果的でいいアイデアだと思いました。
また、社内に健康機器を置いた、（社員は）勤務時間外利用可能なジムスペースがあるそうです。社内にあることで、体を動かすことに対してのハードルが少し下がり、気軽に運動するようになるのではないかと思いました。なにより、社内にジムスペースがあることが本当に羨ましいです！

ICT活用でSDGsに貢献

福浜大一建設株式会社では、8項目ものSDGs目標に貢献しています。その中の1つで身近に感じたのが、ICTを活用して工事を行っているところです。私の勤める株式会社ハイパーブレインでも、ICTを活用して仕事をしているので、共通点を感じました。

3D測量や3D施工を活用し、施工管理の効率化に取り組み、いくつもの現場でICTを活用した工事を行ったそうです。これにより、安全性、生産性、環境性の向上を目指しています。
この取り組みは、8番（働きがいも経済成長も）、9番（産業と技術改心の基盤をつくろう）、11番（住み続けられるまちづくりを）に貢献します。

ICT化によって効率が上がるのは日々の業務で十分に感じていますが、建設現場でも活用するイメージはなかったのと、それがSDGsに貢献していることには驚きました。その他にも、福浜大一建設では、「人権・労働」、「環境」など様々なカテゴリーのSDGsに貢献していて、その具体的な活動を紹介しているところもいいなと思いました。

｜参考・引用｜

ふくしまSDGs推進プラットフォーム
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/sdgs-pf/sdgs.html

ふくしまSDGs推進プラットフォーム取組集
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/561290.pdf

大和電設工業株式会社
https://yamato-d.jp/index.html

福浜大一建設株式会社SDGs宣言書
https://fd-const.com/img/home/sdgs_pdf.pdf?20221129

福浜大一建設株式会社
https://fd-const.com/