ハンドボール選手が調べるICTの今

このブログでは、ICTに関する今トレンドになっているものについて調べて、記事にし、私の考えを書いていきます。ICTの知識があまりない私が書くことによって、一般の人の目線で率直な意見を書けると思います。また、自分自身の勉強も兼ねて、ICTの今について発信していけたらいいなと思っています。
今回私が注目したのは「ICT活用」という言葉です。最近はよく耳にする言葉だと思います。今回はICTを活用した小学校の変化についてご紹介していきます。

|参考・引用|

ICT活用で変わる子どもの学び・先生の働き方 桜島・桜峰小学校
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1312880?display=1

やってみる見てみる

「ICT活用」というキーワード検索であがってきた学校で、今回ご紹介するのは、鹿児島市の桜島にある桜峰小学校。「おうほう」と読みます。全校児童28人の小さな小学校です。

桜峰小学校では、座学の授業だけでなく、プール(体育)の授業でも端末を活用しているそうです。児童同士で撮影し合い、泳いだ直後にフォームの確認を行っていました。すぐに自分の動きを確認できることはとてもいいことだと思います。

私も普段、ハンドボールの練習や試合が撮影されていて振り返りを行いますが、自分がやるのと客観的に自分を見るのとでは違うことはよくあり、映像から学ぶことは多く、沢山ヒントも得られます。
それが授業で行えるということは、自分自身で気づいて、修正して学んでいけるということなので、より深い学びに繋がると思います。

復習ではなく予習

一般的に学校では、その日学んだことが宿題になり、復習をすることが多いですが、桜峰小学校ではヒントをもらった上で予習し、先生に送信するという宿題の方法がとられています。

授業では、予習した内容を他の児童に説明することもあるそうです。予習を先生に送信するため、先生は子供の理解度や、つまづきやすいところを把握して授業を行うことが出来ます。

インタビューで児童が、学習はタブレットの方が飽きないと言っていたように、授業では児童がタブレットでプレゼンを行うことも多く、児童主導の授業で能動的な環境なので、楽しいだけでなく力も身につくと思います。

上手く活用していくためには

ICT活用でプラスの影響があるのは、児童だけではありません。先生方も夏休みの宿題を作る時間が格段に減り、児童がドリルにかけた時間や達成度はデータ化されるので、通知表をつける際の参考にすることができるそうです。このように、先生方の負担が減り、余裕ができることで児童によりよい学習を提供することが出来ると思います。

ですが、いいことばかりだけではないかもしれません。
まず私が感じたのは人数が少ないからできることではないかということです。児童が端末を持ち帰るということはそれだけ使用時間が長くなり、管理やアクセスの制限などが難しくなると思います。大きな学校になればなるほどその管理は難しくなると思います。実際に私の部署でも、ICT支援員の経験がある人がいますが、児童たちはどういう手を使ってか、やってはいけないことをしてしまうと言っていました。また、広告から飛んで、外部のサイトにアクセスしていたというニュースを目にしたこともあります。

まずは、なぜそれがためなのか、アクセスしてしまうとどうなるのか、注意も必要であることを児童に説明するべきだと思います。そのためには、先生が情報モラルについて把握し、情報の授業などで常に伝えていくことが必要だと考えます。活用することを伝えるのも大切ですが、活用の仕方を教えることも大切だと思います。

学校や家庭でルールを決め、しっかり管理することも大切です。ですが、活用していく中で情報モラルの力を身に着け、自分自身で、安全にネットワークと関わっていけるようにすることが1番重要だと思います。上手く活用して桜峰小学校のように学習環境がよりよくなる学校が増えていけばいいなと思いました。

投稿者プロフィール

屋田 菜美
屋田 菜美
株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!