私の会社とSDGs

今回は群馬県。群馬県と言えば、草津温泉やこんにゃくのイメージがありますが、どんな企業があり、どんな取り組みを行っているのでしょうか。一緒に学んでいきましょう!

思い切った事業展開でカフェ開設

カフェの店員さんを呼ぶお客さんのイラスト

有限会社勝山電気工事さんにはカフェがあることを知り、電気工事業とカフェの組み合わせがとても気になり、今回ご紹介することに決めました。有限会社勝山電気工事さんは、鉄骨、鉄筋コンクリート建築および一般住宅の電気設備の設計・施工・管理を主に行っている電気工事業の会社です。ですが、新型コロナウイルスの影響を大きく受け、経営が後退状態の危機に迫られたときに、思い切って飲食業に参入したそうです。

電気工事業ではコミュニケーションが生まれにくかった方々とも身近に寄り添っていき、どんな方でも利用しやすい、「たくさんの人たちが輝ける居場所」を作りたいという思いからplecafe(プルカフェ)が実現したそうです。
電気工事業の仕事が減少し始めたことで、新たなチャレンジをしようという強い熱意と団結力から始まったこの事業は、社長と2人の娘さんがタッグを組んで始めたそうです。これは、SDGsの8番(働きがいも経済成長も)に貢献していると思います。

カフェの店内は、勝山電気工事のショールームとしても活用し、メニューには地元産の食材を積極的に取り入れるだけでなく、従業員やその家族が畑で栽培した野菜も使っているそうです。また、食品ロス軽減のために真空包装と冷凍を徹底しているそうです。ご紹介の中にはありませんでしたが、これは、SDGsの12番(つくる責任つかう責任)に貢献していると思います。また、カフェ開設を行ったことで、地域のコミュニティの場を広げていることも11番(住み続けられるまちづくりを)に繋がるのではないかと思います!

電気工業に加えて、カフェを経営するだけでも簡単ではないし、すごいことなのに、SDGsにまで貢献しているのは本当にびっくりです。カフェのInstagramでメニューを見てみると、とても美味しそうでぜひ行ってみたいと思いました!

電気工事業としてのSDGs

勝山電気工事さんのSDGsの取り組みは、この飲食業がほとんどだと思っていましたがそんなことはありませんでした。
電気工事業としては、時代に合わせて、人への投資・質の高い教育に重点を置き、技術スタッフも高いホスピタリティを持ってお客様との打ち合わせから施工まで一貫して行っているそうです。これは、SDGs4番(質の高い教育をみんなに)に貢献しています。

また、今後は自社の敷地内に太陽光発電を設置し、発電した電力を使った電気自動車を社用車として使用して、省エネ事業を地域に発信し、住みよいまちづくりに貢献していくそうです。これは11番(住み続けられるまちづくりを)に貢献しています。

勝山電気工事さんのように、ピンチをチャンスに変え、違った視点を持って、全然違ったものを取り入れ、地域に寄り添っている企業はとても素敵だと思いました。

|引用・参考|

有限会社勝山電気工事
https://www.katsuyama-ew.com/

群馬県 SDGsビジネスプラクティス
https://www.pref.gunma.jp/page/617510.html

投稿者プロフィール

屋田 菜美
屋田 菜美
株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!