私の会社とSDGs

2024年12月5日 2024年12月5日屋田菜美

屋田菜美

今回は埼玉県。埼玉県には、安くて美味しいサイゼリヤやファッションセンターしまむらなど大手企業の本社が沢山ありますが、他にはどんな企業があって、どんなSDGsの取り組みを行っているのか学んでいきましょう。
ちなみにサイゼリヤで、ピザと香味チキンは私の中ではマストです。

和菓子屋さんのSDGs

私は最近、和菓子にはまっています！　
今回、埼玉県の企業のSDGsについて調べているときに、「私たちはあんこと共にお客様に感動をお届けします」を経営理念として掲げている株式会社木下製餡さんに惹かれ、どんな取り組みをしているのか調べてみることにしました。理由が薄くてごめんなさい！　

木下製餡さんでは、7つのSDGsに貢献しています。取り組みの1つとして、小豆の皮などの原材料の残渣を、農作物の堆肥に加工し、再利用するということがあります。植物繊維が非常に多く含まれていることから使い道を考えていた時に埼玉県農業技術研究センターを紹介されたそうです。バイオ式を取り入れて堆肥にしたところ、堆肥としての分析結果が出て、埼玉県の堆肥の製造と販売の許可を取得することができたそうです。現在は、埼玉市内の有機栽培、無農薬農家の方に差し上げて使っていただいているそうです。

これは、SDGsの12番（つくる責任使う責任）、13番（気候変動に具体的な対策を）に貢献しています。
その他にも木下製餡さんでは、工場等の照明をLEDに変更して、7番（エネルギーをみんなにそしてクリーンに）に貢献したり、生産工程内の水の使用量を月毎に把握し、使用量の管理・削減に努めていたりします。これは6番（安全な水とトイレを世界中に）に貢献しています。

どうしても出てしまうものを再利用し、それがまた役に立つことは本当に無駄が無くいいことだなと思います。
また、食物繊維が多く含まれているということで、その肥料を使って育てられた農作物はとても体によさそうだなと思いました。それにしても、木下製餡さんのあんこが食べてみたいです！

若手中心メンバーによる活動

アルマイトを中心とした金属表面処理を行っているスリーケ株式会社では、若手の自由な発想が今までと違った行動を生むとして、若手社員が中心になってSDGs活動を推進しているそうです。まず、その発想が面白いなと思います。そんなスリーケさんでは主に3Rを推進しているそうです。

3Rとは、発生する廃棄物をどうするかに対する解決策として提示されるもので、リデュース・リユース・リサイクルの3つのRです。スリーケさんでは、緩衝材やラップなどの梱包材の社内再利用や、廃棄物の回収・リサイクルを行っているそうです。これは、7番（エネルギーをみんなにそしてクリーンに）、11番（住み続けられるまちづくりを）、12番（つくる責任つかう責任）、13番（気候変動に具体的な対策を）に貢献しています。

また、週に1度、5S活動（整理・整頓・清掃・清潔・躾）を行い、身近なところからSDGsを意識しているそうです。私が特にいいなと感じたのは、SDGsについてのことや活動内容を全社員の目につくようにしているところです。

その方法として、社内向けのSDGsの掲示板がありました。社員へ共有し、自社の取り組みを理解してもらうことで、社外やお客様に対しても発信することができるのかなと思いました。私も広報担当として、自社のSDGsの活動ついて、まずは社内の人に知ってもらえるような取り組みを考えていきたいです！

｜参考・引用｜

株式会社木下製餡
https://kinoshitaseian.com

埼玉県環境SDGsモデル事例企業について
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0501/sdgs/modeljirei-kigyou.html

スリーケ株式会社
https://three-k.net/79-2/

アクセス埼玉　2023年1月号特集　新春座談会「SDGs経営とサーキュラーエコノミー」1ｰ7ページ
https://www.kanepa.co.jp/assets/files/topic/mediasccess202301/access_special.pdf

スリーケ株式会社　SDGsへの取り組み
https://threek.net/%e3%83%bc%e3%80%80%e7%92%b0%e5%a2%83%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%8f%96%e3%82%8a%e7%b5%84%e3%81%bf%e3%80%80%e3%83%bc/