発表練習をしよう

【基本情報】

 学年:4年
 教科:総合的な学習の時間
 内容:発表練習をしよう
 教材名 :マイクロソフトパワーポイント

【授業計画】
P小学校4年生は「総合的な学習の時間」において高齢者とのふれあいや高齢者疑似体験を通して、高齢者が生活していく上での問題点や思いなどを理解する活動を行ってきました。
そのまとめとして、マイクロソフトパワーポイントで発表資料を作成し学校公開日に発表を行う予定となっています。今回のご支援にあたり担任の先生から、児童が発表の練習を行うのでアドバイスをして欲しいとのご依頼がありました。事前に授業内容について打ち合わせを行い、以下の様に先生と役割分担をして発表のチェックを行うことになりました。

担任の先生:発表資料・原稿の内容、発表の全体的な流れ、および声の大きさや発表の姿勢についてなどの発表全体の内容についてチェック
ICT支援員:文字・数字等の誤字脱字、色などの統一性、およびフォントや文書の揺らぎなどのデザイン的な要素についてチェック
また、コンピュータの小さいモニター上では気が付かないミスに気付かせること、本番を想定した練習を行うことで、発表時の立ち位置、起こり得る不具合、聞き手への対応などに慣れておくことを考慮して、PC室での大きなスクリーンを使った発表練習をご提案しました。

【授業内容】
はじめに、先生からクラス全体へ発表の姿勢や声の大きさなどの指導を行なわれた後、1人1人がマイクロソフトパワーポイントを使い発表練習を行いました。発表後は、先生およびICT支援員からアドバイスを個々に行っていきました。全員の発表練習が終了した後は、本番に向けて各自発表資料の修正を行っていきました。ICT支援員から、後日修正した発表資料を自分自身でチェックできる様に、よく見られた誤りをまとめたチェックシート(fig.1)をお渡ししました。

【授業を終えて】
担任の先生より「コンピュータの専門家からのアドバイスということで、普段なかなか自分の意見を曲げない子ども達もチェックされた内容に興味を持ち真摯にアドバイスを受けることができていた」とのコメントをいただきました。

fig1

投稿者プロフィール

株式会社ハイパーブレイン
株式会社ハイパーブレイン
株式会社ハイパーブレインです。
教育の情報化に貢献し,豊かな会社と社会を作ります。