ローマ字学習に一工夫を。名刺の作成で好奇心を刺激します
【基本情報】
■ 内容:ローマ字の学習
■ 教材名:授業支援ソフトウエア、マイクロソフトパワーポイント
【授業計画】
P小学校3年生の先生から、コンピュータを使ってローマ字の学習を行いたいとのご依頼がありました。そこで、ICT支援員から以下の3つのご提案を行いました。
- 1 ローマ字学習サイトを使ってのローマ字の読みの練習
- 2 タイピングサイトを使ってのローマ字の書きの練習
- 3 マイクロソフトワード等を使ってのローマ字を活用した制作
先生から「ローマ字の学習がスタートしたところなので、制作をおこなってローマ字がどうして必要なのかを子ども達に理解させたい」とのお返事があり、本授業ではローマ字で自分の名前を書いた名刺を作成することなりました。
ICT支援員は、子ども達がローマ字の入力集中できるように、マイクロソフトパワーポイントでテンプレートを作成し、またプリンターの設定を名刺用紙にして準備をしました。
【授業内容】
子ども達は、教室に入ってくるなり「今日は名刺をつくるんでしょ?」と嬉しそうに尋ねてきます。
事前に用意したお手本を見せると「カッコいー!!」「すごーい」と、とても楽しみな様子です。
授業のはじめに先生からローマ字についての振り返りが行われました。
その後、ICT支援員が『書画カメラ』と『授業支援ソフトウエア』でコンピュータの画面とキーボードの様子をクラス全員に提示しながら、名刺を作る手順の説明を行いました。
このクラスは人数が19名と少なく、机間巡回がしやすいことから説明は手短に行い、早速制作に移りました。
子ども達は、馴染みのある小文字のアルファベットとキーボードに記載されている大文字のアルファベットとの対応に苦戦しながらも楽しそうに自分の名刺を作成していきました。
名前の記入が終わった子は、
「kawaiimonoga daisukidesu」
「bokuha ninzya da」
など、楽しい自分の紹介コメントをつけてさらにオリジナリティのある名刺に仕上げていました。((fig1))
授業の終わりには作成した名刺をカラー印刷して友達と交換し合い、振り返りを行いました。
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