アイデア出し2 季節感のある行事や身近な物の紹介
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
Scratchを楽しんでいる方々のプロジェクトは、季節を問わず、毎日毎日たくさん公開されています。何か特別なことを題材にしているのではなく、毎日繰り返される営みの中のちょっとした題材をアイデアに取り入れています。
それでもハロウィーンやクリスマスになると、さらにそれらしいプロジェクトがたくさん公開されます。当然ながら海外から発信されるものが多いようです。
Scratchの素材にハロウィーンを想像させるスプライト(キャラクター)が多く用意されているのもその影響だと思います。私たち日本人には、まだちょっと慣れないところがありますね。
私の頭の中では、クリスマスらしくとかハロウィーンらしくといった面白いアイデアはなかなか思い浮かばないので、一昨年のお正月の時期に合わせて、日本のお正月を紹介するプロジェクトを作成しました。
外国の子たちも年末年始の時期にはパソコンの前で作品を見る機会があるのではと考えてのプロジェクトです。富士山の写真は借り物ですが、プロジェクトの中には、たまたま帰省途中に立ち寄った場所で拝んだ初日の出の写真も使用しています。
『Japanese New Year's Day 新年のごあいさつ』
https://scratch.mit.edu/projects/90436570/
Scratchを楽しんでいる日本の子供たちへの、私から年賀状のつもりでもありました。
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同じく、年末から正月にかけてのお休みに家族と楽しむ遊びを紹介するプロジェクトも作成しました。
『20作品記念すごろく "Sugoroku"-my 20th project』
https://scratch.mit.edu/projects/89158143/
ちょうどこのころ私の公開したプロジェクトが20作品となったので、その記念に作りました。
「すごろく」の駒が進むマス目1つ1つに私の作品の画面ショットを貼ってあります。PCを対戦相手にして遊びます。
PCと自分が、間違えずに順番にさいころを振るようにするにはどうしたらいいか?「3マス進む」や「1回休み」の時にはどのように指示を切り替えればよいか?駒を動かすプログラムはどのようにすればよいか?
20作品目という区切りのプロジェクトだけに、結構力を入れて作成しました。
この他にも、(出来はイマイチですが)福笑いのプロジェクトも作りました。これは私の予想に反して、子供たちはこれを参考に、とてもユニークな福笑いのプロジェクトをいろいろと作ってくれました。
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お正月だけとは限りませんが、同じように家で子供たちが楽しめるおもちゃとして「積み木」を使ったプロジェクトも作りました。
たまたま私が住んでいる地域の木材を使った、形が個性的な「トコ積み木」という積み木を紹介しようと思いました。
7種類の形がありますが、その中には、直方体の1つの面に1本の溝が彫られて凹型のもの、逆に凸型になっているものがあり、これらを立てるとカタカナの「ト」と「コ」の形に見えるところからこの名前が付けられています。単に積み上げるだけでなく、凹凸を組み合わせてブロックのように使ったり、凹んだ部分を長く並べてビー玉を転がしたりと、様々に遊ぶことができます。
この積み木を広く紹介している方が、たまたま近くにお住まいなので、本物をちょっと借りてきて写真を撮り、Scratchの画面の中で再現しました。
Scratchで△や□を描いて塗りつぶすより、本物の木の感じがするのではないかと思いました。
画面に用意されている積み木も7種類。それぞれ1個ずつ表示されていますが、ドラッグで画面の中央に移動させると、最初にあった場所には次の1個が表示されるように作ってあります。矢印キーによる上下左右の移動だけでなく、回転もできるようにしてあります。
積み木をつなぎ合わせて、文字を描くことができることも紹介しました。
さすがに本物の積み木にはかないませんが、見てくれたScratcherたちが楽しんで遊んでくれた様子は伝わってきました。
『トコ積み木2 TOCO Block ver.2』
https://scratch.mit.edu/projects/87162571/
このプロジェクトには、クローンというブロックの使用が必要になります。また各積み木は最大10個まで使えるという制限をかけてあります。当時の私ではこのあたりを扱う技術がなかったので、Scratcherの子供の一人にリミックスで直してもらい、私がさらにそれをリミックスして完成させたといういきさつがあります。
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日本の風習も、遊びも、やはり直に体験してもらうに越したことはありません。ただ遠い国に住んでいる子供たちに伝えたり、地域的なものを紹介したりするのは、Scratchで公開することなどが必要だと思います。しかし、やはりいつかは本物に触れていただきたいと思います。
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