新聞を作って読み比べる。パワーポイントでカラフルな記事を作成し、新たな気づきを促します

【基本情報】

【授業計画】

O小学校5年生は国語科の「新聞記事を読み比べよう」の単元で新聞記事を読み比べて書き手の意図を読み取る学習を行ってきました。
その学習の一環として、夏休みまでに体験した行事について「写真」や「見出し」を工夫しながら、コンピュータで新聞を作成し読み比べをしたいとのご依頼がありました。
そこで、ICT支援員がマイクロソフトパワーポイントを使い新聞風のレイアウトの教材を用意しました。また意図を反映できるように、見出しと写真は自由に作成できるような工夫をテンプレートに行いました。

【授業内容】

授業の初めに、担任の先生から作成する新聞の意図について説明があり、「見出し」や「写真」を工夫して新聞を作成することの説明が子どもたちに行われました。
その後、ICT支援員からテンプレートの使い方や、見出しのフォントやサイズの変更方法、写真のトリミングや配置のコツを説明を行い、
先生が用意した4つのテーマ「始業式」「土器づくり」「サラダ作り」「都市と山間交流」の写真を使って新聞の作成をスタートしました。
子どもたちは、それぞれの行事を思い出しながら見出しと考えたり、写真をトリミングして伝えたい部分をピックアップするなどの工夫をしながら4面にわたる新聞作成を行っていきました。
作成した新聞は、ICT支援員が本物の新聞風にA3両面で印刷を行い、授業後に配達を行いました。

【授業を終えて】

後日、先生から作成した新聞についてお話しがありました。
国語の授業で作成した新聞を取り上げて、友達の新聞と自分の新聞の読み比べを行ったそうです。
子ども達はそれぞれの新聞の見出しの工夫点や写真の見せ方について話し合いを行い、同じテーマを取り上げた新聞にそれぞれ異なる点や共通点があることへ気づきがあったそうです。
さらに、カラフルで見栄え良く完成した新聞は学校訪問の掲示物として、廊下に掲示して、一石二鳥だったとのことでした。

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