第11回 デジタルホワイトボード「ANSHI TOUCH」のご紹介

月一回、ハイパーブレインの魅力的な仕事をみなさんにご紹介する「HBIのお仕事紹介」。毎月ハイパーブレインの各業務の担当者にインタビューを行い、業務内容や魅力を記事にしてまいります。

今月ご紹介するのは、デジタルホワイトボード「ANSHI TOUCH」です。ANSHI TOUCHはアナログの黒板の使いやすさはそのままに、学校教育のICT化で発生しているボトルネックを解消する電子黒板です。
製造・販売元のANSHI JAPAN株式会社様との間で、ハイパーブレインは国公立の小中学校に対する独占販売契約をしています。

ANSHI TOUCHの特徴

従来の電子黒板は、PCとケーブルで繋いで利用するものでした。また、電子黒板とPCそれぞれに電源ケーブル、PCには更にマウス、キーボード、LANケーブル等を接続しなければならず、"電子黒板"というツール1つを利用するためにいくつもの道具を扱う必要がありました。
また、反射による映り込みで児童生徒からの視認性が悪いことがあったり、画質が粗く細かい文字や写真が見にくい場合があったりと、授業における支障がありました。
そんな問題を解消したのがANSHI TOUCHです。ANSHIには次のような特徴があります。

電子黒板にPC(Windows OS)が内臓されている

PC内蔵型のため、電源ケーブル1本でどこでも利用することができます。また、複雑な配線が無いため見た目もスッキリし、各ケーブルが原因となるトラブルが起きにくく、授業準備にも時間を取られません。

ホワイトボードソフト、ミラーリングソフトが最初から搭載されている

電子黒板への書き込みや、他のデバイスとワイヤレス接続をしたい時、必要なソフトが既に搭載されているため別途システムを用意する必要がありません。ホワイトボードソフト「NOTE」は抜群の書き心地で、黒板にチョークで書くより滑らかに書き込むことが可能です。また、書き込んだ板書は各種形式で保存可能なので、一度板書すればすぐに読み込むことができ、繰り返しの授業で板書をし直す必要がなくなります。

上記のような特徴によって、シンプルな準備で簡単に扱うことができるため、授業で活用するハードルが格段に下がります。
その他にも、鮮明な画面を実現する4K解像度パネル、太陽光や蛍光灯の映り込みが少ないアンチグレアパネルを採用しており、視認性の高い電子黒板となっています。

活用・導入事例

GIGAスクール構想により、各学校にアクセスポイントが導入されました。ANSHIは無線LANに対応していることから、電源さえあればどこでも利用することができます。
例えば、運動会のような行事においては掲示装置として使用する学校があります。また、Windowsが搭載されているため、カメラを搭載することでTeamsで配信をするという活用をされている事例もあるそうです。アイデア次第で日々の授業以外にも、様々な活用ができるのがこのANSHIなのです。

ハイパーブレインでの販売実績として、F村の全学年やG市の中学校でANSHIを導入しています。大学に向けても、これまでにH大学に10台導入しています。メーカー直販では神戸大学やJAXA等、様々な機関でも導入されているとのことです。

現状として、黒板での授業に慣れ親しんだ先生方にはなかなかデジタルホワイトボードをご利用いただく機会がないといいます。電子黒板でデジタル教科書を開きながらホワイトボードに書き込む必要があるため、難しい部分もあるのかもしれません。より先生方にホワイトボード機能を活用いただき、板書の時間を減らすことで子どもたちと向き合う時間を増やしていただけるよう、活用方法を広めていきたいと担当者は語っています。

担当者からのメッセージ

ANSHIはPCを内蔵した電子黒板の先駆メーカーでした。契約した3年前では内蔵モデルはANSHIと他には1社しかいない状況でした。しかし、昨今別のメーカーがこの形が売れる! ということで、どんどん内蔵モデルを販売してきています。現在、他メーカーとの差別化を計るため、ANSHIの代表である吉原様と私(担当者)でさまざまな意見交換をしています。
私たちは教育情報化のプロとして"先生、子ども達が一番活用しやすい電子黒板"を吉原様へ提案していく必要があります。

そこで、みなさんも一緒に"こんな電子黒板があったらいいな?"を考えませんか?
いつでもご意見を受け付けていますのでご連絡ください。

最後に

今回はデジタルホワイトボードANSHI TOUCHについてご紹介いたしました。
一人一台端末が実現された今、先生方の負担を減らしてより授業をスムーズで分かりやすいものにするために、ANSHIの導入は一役も二役も買うこと間違いないでしょう。

ANSHIについてもっと詳しくお知りになりたい方、導入を検討されている方はぜひお気軽にお問い合わせください。

ANSHI電子黒板導入
ANSHI電子黒板 導入実績
プロダクト・サービス 大学・高等学校・専門学校へのICT支援
大学・高等学校・専門学校へのICT支援

投稿者プロフィール

深井明理
深井明理
株式会社ハイパーブレイン 教育DX推進部所属
元中学校教員
正社員として入社後、パートへの勤務変更、海外からのテレワーク、産休・育休取得を経てフルタイム正社員として復帰しました