第四事業部所属
2021年入社
第三事業部所属
2015年入社
サポート事業部/広報
2011年入社
※社員の所属、職種、インタビュー内容は2022年2月当時のものです。
第四事業部所属 2021年入社 Aさん
Aさん
現在の業務内容についてお聞かせください。
小中学校のICTに関するヘルプデスクをしています。
具体的に、どのようなお仕事をされていますか?
小中学校のICT活用支援をしています。「GIGAスクール構想」がコロナ禍をきっかけに前倒しされ、「一人一端末の配布」はされたものの、急な変化に現場ではまだ混乱が続いています。教育現場でのICTに関わる問い合わせを受け、困りごとに寄り添って課題を解決するのが主なミッションです。
2021年の4月といえば、コロナ禍で混乱が続く時期の入社ですね。ハイパーブレインに入社を決めたきっかけは何だったのでしょうか。
実は前職はデザイナーで、25年間広告代理店で企業のイベントに関わる仕事をしていました。芸大を卒業してからずっとアートの世界にいたのですが、甥の誕生を期に「子供の未来に貢献したい」と思うようになりました。それで教育に興味を持ち始めた時期にちょうどコロナが拡大し、これまでのようなリアルイベントの開催が難しくなったのを機に、思い切って教育分野に挑戦することにしました。
混乱の渦中で出会うべくして出会ったお仕事、という感じがしますね。転職してみてどうですか?
仕事の手応えを強く感じています。前職ではデザイナーに念していたため、顧客が私の仕事をどう感じているかが分かりませんでした。特定の顧客にじっくり向き合う機会がなく「本当にこれでいいのか」と迷うことが多かったのですが、現在は複数の学校の問い合わせを最前線で受けて最初から最後まで対応することで、学校が本当に必要としているものを把握し、提供できている実感があります。
特にやりがいを感じている点があれば、お聞かせください。
学校現場の悩みは多種多様です。しかし、悩みの声の奥には共通の課題があります。現場の生の声から課題の本質を見つけ、それを解決することで教育の現場を確実に良くできている実感があること、それで教職員の方が喜んでくださっていることにやりがいを感じています。
教育ICTの今後について、どのようにお考えでしょうか?これから挑戦してみたいことがあればお聞かせください。
STEAM教育の「A」、つまりアートの分野に力を入れたいなと考えています。たとえばAdobeは、「Photoshop」や「Illustrator」などのクリエーティブツールを学校関係者向けに安く提供して未来のクリエイターを育てようとしていますが、現場で教えられる人がいないためなかなか活用が進みません。子供の頃から絵筆を持つようにAdobeのツールを使う機会があればいいのにと考えており、そういった活動に関われたらと思っています。
第三事業部 2015年入社 Bさん
Bさん
現在の業務内容についてお聞かせください。
大学に常駐して、学校のICT活用を全般的にサポートしています。
近年、授業のオンラインシフトが盛んですが、お仕事は大変ですか?
コロナ以前から同じ大学に常駐していますが、2020年以降の変化はすごいです。それまでは主にサーバの管理などをしていたのですが、急にリモート授業のためのツール選びや機能の使い方、そもそも何をどうすればいいのかといったお問い合わせが増えて、勉強すべきことの量も範囲も増えました。社としても、サポート人員を増強して対応にあたっています。
最前線で、大きな変化に立ち会っておられますね。
これまで大きな紙にペンで書き込んでいくようなスタイルで講義をしていた先生は、急にオンライン授業をしろと言われても一人では対応できません。ヒアリングから「何が分からないのか」を明らかにして、どこから手を付ければいいのかを案内する必要があります。私も入社前はICTの知識はほとんどなく、PCにも詳しくありませんでした。なので、困っている方が「どこでどう困っているか」にはとても共感できます。
前職はICT関連ではなかったのでしょうか?
警察官です。警察学校を卒業後、交番に駐在する、いわゆる「お巡りさん」をしていました。街の方たちをサポートする仕事で、PCを使っているイメージはあまりないと思います。実際に警察組織の中では、ICTを活用する機会はありませんでした。
一見大きなキャリアチェンジですが、困っている人を助ける、という観点では一貫していますね。現在のお仕事では、どんなところにやりがいを感じていらっしゃいますか?
お手伝いした分だけ学校の環境がよくなることが分かることによって先生方から感謝していただけることにやりがいを感じています。ICTへの苦手意識が強かった先生がオンライン授業をすることになり、その中で成長して他の先生方から評価されているのを見ると、お手伝いしてよかったなと思います。「本当に便利なツール」や「すごいと思う機能」を現場に紹介できるのは、もともと詳しくなかったからこその強みかなと感じています。
今後、お仕事の中で実現したいこと、目指したいことなどがあればお聞かせください。
関わった学校が、ICT活用のシンボル校になってくれたら嬉しいです。私が担当する学校以外でも、大学のICT化には共通の課題があります。私の支援する学校が、同じような課題を抱える学校のお手本になるくらい成長してくれたら嬉しいなと思います。
サポート事業部/広報
2011年入社
現在の業務内容についてお聞かせください。
2011年に機械工具の商社からの転職で入社し、総務部にいました。2016年から配偶者の転勤に伴って他県に移住してテレワークを始め、2019年に育児休業を取得して、2021年から復帰しました。現在はサポート事業部に所属して、eラーニングのアカウント管理や社員向けのヘルプセンターであるポータルサイト管理、Webサイトのリニューアルなどを担当しています。
一般的には、転勤先への同行と言えば離職となる例が多いよに思います。テレワークで仕事を継続する例は珍しかったのではないでしょうか?
社内でも周囲でも前例がなかったので、最初は難しいのではないかと思っていましたが、社長が「できるだろう」と言ってくれました。業務内容を整理してリモートでできることとできないことを洗い出し、月2回は新幹線で名古屋の本社に通う条件でテレワークを始めました。
事前にテレワークをしていたというのは、コロナ禍において強みになりましたね。
結果的にそうなるかなと思います。取り扱うサービスの性質上、ICTの活用で新しい働き方に対応できることは分かっていましたが、実際にやってみて始めて分かることもありました。オンラインシフトに何が必要で、何が大変なのかを事前に知れていたのは、結果としては良かったです。
ICTの活用やテレワークは、いくら「技術的は可能」とされても、組織全体のマインドチェンジがないと定着しにくいですよね。
社長のトップダウン判断あってこその実現だと思います。育児休業から復帰してからも在宅で時短勤務ですが、上司もチームメンバーも、ミーティングや業務連絡の時間に配慮してもらっています。ICTもテレワークも、導入する人や組織の意識があってこそだと感じています。
育児休業の前と後で、仕事の仕方も内容も変わったかと思います、現在の仕事のやりがいについてお聞かせください。
育休前は総務部で、社内のメンバーをサポートする業務がメインでした。復帰後は社外の顧客に関する業務も増えて、仕事の幅が広がったと思います。
育休前でも後でも「人を支えるお仕事」の本質は変わっていないように思います。 今後、お仕事を通して何をしていたいと考えていらっしゃいますか?
広報活動にもっと力を入れて、教育現場の困りごとをICTで解消できること、ICTの困りごとはハイパーブレインが解消できることを広く伝えていきたいです。子供の将来をサポートする会社として、ハイパーブレインを知ってほしいと思っています。
取材・記事作成:stuidioKOKS