ICT支援員とは
直接学校に出向いて、先生方のご支援を実施する、教育ICTの知識を持った専門家です。
ICT支援員の主な業務
- 授業支援
- 校務支援
- 校内研修
- 環境整備
と主な仕事が定義されています。(文部科学省:ICT支援員の育成・確保のための調査研究事業より)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1398432.htm
実際には、支援する自治体が仕事を定義し(仕様書だったり、募集要項だったり形は様々です)、その契約に基づいて業務を実施しています。
ICT支援員の1日
学校到着
職員室にて到着のごあいさつの後、本日の予定の直前の打合せ。
1限目の支援の準備
本日は協働学習ツールを使うため、転出入などに伴うアカウントがきちんと処理されているか確認。
1限目
操作に戸惑う子どもについて、担任の先生の指示で少し待ってから声をかける。
休み時間
先生にフィードバック。2限目の支援の準備。
2限目
協働学習ツールの新しい使い方の説明をし、先生の授業の支援に入る。
長い休み時間と3限
先生にフィードバック。報告書入力。調子の悪いタブレットの確認作業。
復調したものはそのクラスにお返しし、修理が必要なもの、保守をするものに分けてそれぞれ関係各所に連絡。
休み時間
特別支援教室でネットワークが不調との連絡が入り駆け付ける。
対象業者に連絡し、アクセスポイントの再起動を指示されたので再起動。とりあえず復調。
4限目
ネットワーク不調の対応をしていたため遅れて入室。担任の先生の指示で操作に困っている子供たちのフォロー。
給食、休憩
掃除の時間
子どもたちは掃除中。5限目の準備。
体育館でタブレットを使うとのことなので念のためアクセスポイントの電源等確認。報告書入力。
5限目
バスケットボールの試合をタブレットで撮影し、チームで確認。
ボールがあるところに団子状になっていることに気づいた子どもがいて、みんなで空いたスペースに走ろう! と話し合う。
休み時間
報告書入力。本日は5限目までの授業で、それ以降ミニ研修を実施予定のため、研修の準備。
Jamboardの開き方からの研修なので、手元のタブレットを電子黒板に接続。報告書入力。
研修
下校指導から帰ってきた先生方が集合したので研修開始。
ミニ研修の意図を校長先生からお話しいただき、15分で全員の先生がJamboardを何も見ずに開くことができるようになった。
その後質疑応答。
打合せ参加
Jamboardをどのように授業に使うかの議論に参加。他校での活用方法をお伝え。
結果を取っておけるので、例えば4月の意識と9月の意識を簡単に比較できるなど他校で有効だと先生が仰っていたことを共有。
報告書入力
本日の研修の成果や有効だと思われる事例を記載。出力して教頭先生にご提出。印鑑をいただく。
訪問を終えて帰宅
次回支援に備えて、依頼内容を整理し、必要な調査を実施。ICT支援員情報共有ツールを確認し、管理者とやり取り。
業務終了
ICT支援員業務について
活用がうまくいくICT支援員業務には、以下のチームが必要です。
- 実際に学校に訪問するICT支援員
- ICT支援員を統括するリーダー(特に情報共有の責任者)
- ICT支援員が質問をできるサポートチーム(特に技術的な質問、自治体独自の運用に関する質問)
ICT支援員だけを雇用するのではなく、上記サポートチームまで含めて業務を実施することで、より効果的なICT支援員活用が実施できます。
ハイパーブレインは、長年このチームでICT支援員業務を実施してまいりました。このノウハウと経験を活かし、最も効果的にICT支援員を活用するご提案をいたします。
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