教育機関向け
ドローン体験プログラム

いま、次世代のDXリーダーの育成が求められています

技術革新が進む現代社会において、次世代のリーダーたちがデジタルスキルを持つことはますます重要になっています。教育現場でも、現行の学習指導要領で「情報活用能力」が「学習の基盤となる資質・能力」と位置づけられ、小・中・高等学校を通じてプログラミング教育の充実などが推進されています。

ドローン事業によるデジタル人材の育成

ドローンをはじめとした最先端のデジタル技術は、子どもたちの未来の職業や生活にますます重要な役割を果たす存在です。

私たちは、学校と連携してドローンやICT技術を活用した教育プログラムを一緒に進めさせていただくことで、未来のDX人材を育成することを目指しています。 

技術の習得を目的にすると「上手に使えるようになること」がゴールとなりますが、身に着けたスキルを他の技術やアイデアと組み合わせることで、他者を感動させられるツールとして輝くことができます。例えば、TikTokやInstagramなどで培った感性を活かせば、視聴者の心に響く映像作品を制作する力を身に付けることができます。こうしたスキルは、映像制作の世界で大いに活かされるだけでなく、クリエイティブな人材として社会に求められる力となります。このように、自らがデジタル技術を楽しみながら活用でき、デジタルの力で他者に感動を提供できる人物を育成することが、私たちの目標です。

社会でのドローンの活用状況

産業分野での活用

ドローンは、物流、農業、測量、災害調査、インフラ点検など、多様な分野で活用されています。市場規模は2016年からの10年で30倍以上に拡大する見込みで、今後もその需要は拡大すると予測されています。教育現場でドローンを学ぶことは、未来の社会で活躍するための貴重なスキルを身につける第一歩です。

出展:内閣官房 小型無人機等対策推進室 (リンク先PDF)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/drone_platform/pdf/220427_kouen_siryou.pdf

教育現場での活用状況と課題

一部の学校では既にドローンを導入し、学校Webサイト等に掲載する写真撮影や学校行事の記録、プログラミング学習を含む教科指導や防災教育などで活用されています。

一方、規制やルールを順守する必要があるためドローンを自由に扱える状況ではないこと、知識習得の機会がないこと、維持・管理・操縦を行える人材が不足していることなどの課題により、学校でドローンを柔軟に扱えるとは言い難い状況です。

当社では、これらの課題を解決するためのサポートを提供しています。

教育機関向けドローン体験プログラム

私たちは、国家資格(一等無人航空機操縦士、二等無人航空機操縦士)を持つ講師による、教育機関を対象としたドローン体験プログラムを実施しています。小中学校や高等学校はもちろん、適応指導センターや地域の文化センターなどの講習実績もございます。

小中学校でのドローン体験

小中学校向けに安全性を重視した体験プログラムを実施しています。子どもたちが楽しく、創造力を伸ばすプログラムにより、初めてのドローン操作でも安心して取り組める環境を提供します。

教科指導におけるプログラミング学習や総合的な学習の時間と関連させた体験プログラムを組むことも可能です。

ドローンパイロットになろう!

ドローン操作が初めての子どもたちにピッタリな、ドローンを安全に扱うための基本的な知識と操作方法を学ぶプログラム内容です。
新しい技術への興味を引き出し、将来の職業選択の幅を広げる可能性を提供する80分程度の講義+体験のプログラムです。

ドローンの世界を知る(15分)
ドローンの基礎知識、活用場面、安全な飛行について、動画を含む資料を提示しながら紹介します。
ドローンを安全に飛ばすことについて講師が説明している様子
室内探検、リアルタイムスカイツアー(20分)
国家資格を持つ講師がドローン実演を行います。
室内飛行や屋外での空撮を行い、ドローンのカメラ映像を電子黒板に投影し、ドローンからの視点をリアルタイムで確認できます。
天気が良ければ屋外で記念撮影もできます。
飛行中のドローンを地上からみんなで見上げる様子
操縦方法とミッション説明(10分)
ドローンの操縦方法と、飛行体験のミッションを説明します。
子どもたちを小グループに分け、一人ひとりに役割を与えて協働できる場を作ります。
ドローン操作をシミュレーションソフトで練習する様子
飛行体験、まとめ(35分)
講師陣がフォローしながら、グループごとにミッションにチャレンジします。
時間で区切って交代し、すべての児童生徒が体験を行います。
最後にはドローンパイロット認定証をお渡しします!
ドローン飛行体験をする様子

プログラミングでドローンを動かそう!

ドローン操作を体験したことがある子どもたちがさらに学びを深めるための体験プログラムです。
ドローンとプログラミングの関係性を学び、さまざまな場面を想定したドローンの自動飛行を体験する80分程度の体験プログラムです。

ドローンとプログラムについて知る(10分)
ドローンとプログラミングの関係性などについて、リアルな操縦とプログラミングによる操縦の比較や動画視聴をしながら学びます。
講師による実演(10分)
国家資格を持つ講師が大型ドローンを使って、センサー制御や自動追尾などの実演を行います。
ミッション説明(10分)
使用するプログラミングアプリを起動し、操作とミッション内容について説明します。
パイロットや補助者の重要な役割を紹介し、責任をもってミッションに取り組めるよう促します。
プログラミング実習(50分)
講師がフォローしながら、グループごとにミッションにチャレンジします。
机を山やトンネルに見立てて、安全にドローンを移動させるにはどうすればよいか、移動距離や高さを調べながらプログラミングへ反映させます。
体験後にはドローンプログラミング認定証をお渡しします!

体験プログラムのようす

ドローン操作の体験プログラムのようすは、こちらからご覧いただけます。

高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)向けプログラム

高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)向けの人材育成プログラムを実施しています。

未来のDXリーダー・サポーターとなる人材を育成するために、総合的な探求の時間や課外活動を充実させるためのご支援を、ドローンを通じて行います。また、DXハイスクール補助金申請の手続きからカリキュラム実施まで、当社が全力でサポートさせていただきます。

DXハイスクール事業で当社が目指す姿

  • 未来のDXリーダーやサポーターとして、自らデジタル技術を楽しみながら活用し、他者を思いやり、チームワークを大切にできる人物を育成します。
  • 探究活動やクラブ活動を通じて、得た知識やスキルを将来のキャリアに繋げ、デジタルの力で他者に感動を提供することができる人材を育成します。

DX推進カリキュラムの流れ

実体験を通じてデジタル技術への興味・関心を高める

  • 授業内でのドローン操縦体験と補助者体験(的確な言葉でパイロットと周りに状況を伝える)
  • 農業用ドローンやFPVドローン(ゴーグルでの操縦)のデモンストレーション観察
STEP
1

探究活動とSTEAM教育の中でスキルを伸ばす

  • ドローンを使ったフィールドワークを通じて、活用方法や映像編集技術を学ぶ
  • 機体重量、プロペラの回転角速度、加速、揚力、空気抵抗等の知識を実践を通じて習得する
  • 興味のある生徒はドローン部や映像演習部で学習を深め、実践的なスキルを身につける
STEP
2

目標に向けてチャレンジ

  • 屋外での空撮体験
  • 学校紹介動画をホームページで公開
  • コンテスト等への応募
  • 文化祭や地域イベント等で生徒が飛行体験会を提供
  • 国家資格等の取得(二等無人航空機操縦士、アマチュア無線、生成AIパスポート等)
STEP
3

ドローン専門プロジェクト「Drone Future LAB

Drone Future LABとは

国家資格である一等無人航空機操縦士、二等無人航空機操縦士等の資格を保有するメンバーを中心に構成された、株式会社ハイパーブレインのドローン専門プロジェクトチームです。

私たちはドローンを学びの手立てとすることを通して、子どもたちが現実社会の技術革新や課題に直接的に触れ、問題解決能力や探究心を養うことを支援し、子どもたちの学びへ貢献します。また、心に残る体験や教育活動を通じて、地域社会に対して貢献していくことを目指しています。

構成メンバー

ラボリーダー 安原

【免許・資格】
  • 二等無人航空機操縦士
  • アマチュア無線
  • ICT支援員能力認定資格
  • 生成AIパスポート
【経歴】
  • 愛知県内の小中学校を中心にICT支援員、研修会講師、ヘルプデスク、システム導入やイベント等複数のプロジェクト管理などを実施
  • 教育機関向けドローン講習、空撮業務、FPV、飛行指導、映像編集を実施

アドバイザー 西谷

【免許・資格】
  • 一等無人航空機操縦士
  • アマチュア無線
  • ドローン検定1級
  • 第三級陸上特殊無線
【経歴】
  • 愛知県内でドローンサービス事業を展開しているteamRADIO代表
  • 空撮、農薬散布、FPV、飛行指導、ドローンスクールインストラクター、映像編集、教育機関向けドローン講習を実施

サポートメンバー

【経歴】
  • 愛知県内の小中学校を中心にICT支援員、ヘルプデスクなどを実施
  • ドローンを使ったプログラミングを実施
  • 空撮・映像編集補助、教育機関向けドローン講習補助を実施

活動実績

私たちは本ページでご紹介しているドローン体験プログラムの企画・運営の他、地域イベントにおけるドローン体験会の開催や空撮現場の取材などを行っています。また、YouTubeにてドローンに関する情報発信をしています。

これまでの取組

  • 空撮
  • 映像編集
  • 飛行イベント開催
  • 子ども向け体験イベント開催
  • 教育機関向け体験プログラム
  • 教職員・支援員向け研修
  • FPVドローン講習
  • 空撮現場・農薬散布現場の取材
  • YouTubeでの情報発信

Drone Future LABによる体験プログラムの特長

①学校のICT機器と結び付けた体験活動ができる

私たちは教育ICTの専門企業として、日頃よりICT機器を使った授業のご支援を行っております。授業での機器活用の知見を活かし、タブレット端末や電子黒板を効果的に使う体験プログラムをご提案します。ドローンと他のICT機器を組み合わせることで、子どもたちの学びを深めることができます。

②「協働的な学び」につながる体験活動ができる

グループで声をかけ合いながら活動することでクリアできるミッションを設定し、一人一役を徹底することで、協働的な学びの場を実現します。役割の異なるメンバーで協力してミッション達成を目指す体験を通して、チームワークの大切さに気付くことができます。

③長期的な視点で教育活動にドローンを組み込むことができる

自治体や学校の実態やニーズに合わせ、先生方とお打ち合わせの上、柔軟なプログラムを組むことが可能です。これまで多くの自治体で先生方をご支援してきた実績から、「ただドローンの操縦をするだけ」、「その後の授業につながらない単発の体験活動」に留まらない体験プログラムを実現します。

お申し込みの流れ

お問い合わせ
まずは当サイトのお問い合わせフォームまたはお電話より、お気軽にお問い合わせください。折り返し担当者よりご連絡させていただきます。
ご質問のためのお問い合わせも受け付けております。
お打ち合わせ
日程調整やプログラムの内容について、お打ち合わせを行います。ご要望がございましたらぜひお聞かせください。
学校様の状況に合わせたより効果的なプログラムを実現できるようご提案させていただきます。
タブレット端末や電子黒板など、日頃より授業で使用されているICT機器についてもぜひ教えてください。
プログラム内容のご提案
お打ち合わせを元に、体験プログラムを作成しご提案させていただきます。
ドローン等の専用機材はDrone Future LABにてご用意いたしますが、一部の備品などは学校様にてご準備いただく場合もございます。
体験プログラムの実施
機材を使う体験プログラムを実施する場合は、数時間~1時間前に機材を搬入し、準備をさせていただきます。

ご質問や資料請求などは、お気軽にお問い合わせください

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